2015年4月19日日曜日

無心になれること

村田です。


娘がピアノを習い始め、
自宅にピアノがやってきました。

その時の記事は→コチラ:“思い出のモノ”と向き合う

先週金曜、私も楽譜を購入。















左:娘用 右:私が購入したもの

最近、30分~1時間程、ピアノを弾いています。

私は多分、小2~高2まで、
クラッシックピアノのレッスンを続けたはず…。
最初の先生がとても怖く、
中2の時、違う先生に師事したけど
同じぐらい怖くて、どちらの先生からも、
よく手をひっぱたかれたものです。

練習が一番嫌いな習い事でしたが、
一番長く続けました。

学びたくて始めたのは間違いないけど
なぜだったんだろう…???



長く続けたのに
ブランクが20年以上ある事もあり、
情けないけど、楽譜が全然、読めません。

親が結構無理して、月謝を払ってくれていたと思われるので…
学んだ事をすっかり忘れてしまった事
今となっては、本当に申し訳なく思います。


「ドレミ」と振り仮名がついた楽譜を買いました。
相当、ガンバらないと弾けません。

何から始めたら良いのか
全く分かりませんが…
只今挑戦中の曲は
おそらく初めての発表会で弾いた
バッハの“メヌエット ト長調”



悪戦苦闘しています。

でも、誰かに言われて練習するのではなく
自主的に、
必死に譜面を追い、
動かなくなっている指を動かすのは、
いい気分転換になっています。

本日、初めて私の演奏を聞いた主人。
「………、がんばれ。」
と、
一言、言い残し別室へ。



“ピアノ”と言えば
今から10年程前になりますが、
同時期に南京に留学していた、年下の日本人男性の結婚披露宴に招待されました。

留学時、彼のルームメイトはカナダ人。
私より3つほど、年上だったかな?
カナダ人の彼の趣味の一つがピアノでした。
南京の教育大。
音楽科があったにもかかわらず
当時、大学には、講堂にボロボロのアップライトピアノが一台だけ。

彼は辛い時、楽しい時…
授業の合間に、気分転換を兼ねて、そのピアノを弾きに行っていたそう。
私は当時、彼が演奏をしているのを聞いたことはありませんでした。

そのカナダ人の彼も、披露宴参列の為に、名古屋へ。
披露宴で、
ビリー・ジョエルの『Honesry』を、弾き語り。


歌詞がまた、今の私に響くな…。


会場は、拍手喝采。
彼は3度ほど、アンコールに答えてくれたと思います。


“音楽を楽しむ”
ってこういう事なんだな~。
と、大人になって、彼の演奏を聞いてから
ようやく、気づきました。


何でもいい。
娘も、そんな風に
いくつになっても“楽しめる事”
を見つけてくれたら、と思っています。

まずは早く、私が楽しくピアノを弾けるようになりたいな♪



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