2017年8月25日金曜日

私の夏休み

村田です。

前の記事で中国のトイレの話とかしましたが、
それは横に置いといて、
いつかチャンスがあったら、上海や南京へ“ホンモノ”を見に行ってほしい!
そんなスポットが今回もたくさん。
写真整理やブログ整理にも時間がかかっています。
もう少し、お時間ください。

さて、昨日1日だけ娘の習い事が午前&午後に。
場所への往復を含め5時間ほど拘束された日。
待ち時間は喫茶店で。1日2軒。
読みかけの本などいろいろ持ち込んで過ごしました。
“時間がもったいなくて、嫌だなあ…”と最初は憂鬱だったけど
“家事をほとんどしないで1人で過ごす1日”も、なかなか良かったです。


雑誌の付録。
まだ全部読んでないけど
筆子さんが書いた片づけ本をパラパラ。


手法やマインドは、これまた横に置いておいて
とにかく1週間、手を動かす!

なんか潔い文章でよいなあ、と思いました。


お昼は一度帰宅して、ササッと。
娘はそぼろ丼。
私はご飯が足りなかったので
そぼろうどん。

鶏肉そぼろ、いり卵、オクラ、モロヘイヤ、きざみのり


市販の麺つゆ&ゴマだれをちょっとずつかけてから、具材をのせてみました。
ちょっと想像と違った味になって美味しかったです。

お昼ごはん作りも、もうすぐおしまい。
2学期まであとちょっと。
お互いにがんばりましょう~!

2017年8月24日木曜日

“家庭”は社会の最小単位

村田です。

久しぶりのブログ更新です。
今年の夏休みは、5年ぶりに南京・上海へ。
旧友や知人と連絡を取るのに、メールの受信箱をさかのぼり
メールやスマホに電話しても、なかなかつながらず…。

最終的には微信(We Chat:中国版LINE)を再インストールし
ゼロから連絡の取り直し。
これがまた、スマホでの中国語入力に苦心。
全然、文章が書けなくなっている自分にショックが大きかったです(泣)。


中国での旅行記は、また後日。

さて、今回は子育てについて。

今回の旅行中、ちょいちょい感じたのですが…。
「“親”としての役割ってなんだろう?」ということ。


お友達が持っているので…、
娘もこの漢字ドリルが欲しくなり、とうとう買いました。
1年間で習う漢字
日本の1年生は80字、2年生は160字

確か中国の1年生は300字で、常用漢字は3500字と聞いてこの差にビックリ!



“親”と言う字のなりたちは、
「刃物で切った木+見る」
だそう。


中国は国土が広く、
人口も多く、
教育水準も都心部と僻地では雲泥の差があります。
夏休みということもあり、大都市には各地から人が集まってきました。

今回、初めて訪れた上海ディズニーランド。
ここにも全国各地から観光客が訪れていました。


どこも行列。
パーソナルスペースが日本人より近いというか…。
“ギュウギュウ感”と汗臭さと蒸し暑さに「もうヤダ!」と頭を抱える娘。


日本でもよく報道されるようになったので、ご存知かと思いますが…

・トイレが汚い
・所構わず用を足す
・道端にゴミがいっぱい落ちている、タバコのポイ捨て
・順番やルールを守らない
・排水管や下水管の整備のせいか?街が臭う
・うるさい

そんな現状を、ディズニーランドでも、街でも目の当たりにした娘。
確か5回目の訪中でしたが、
「中国は嫌い!早く帰りたい!」
と彼女は初めて、今回は何度も連呼していました。


「「ちょっと一緒に上海ディズニーランドに行ってみない?」って
日本人の知人を気軽に旅行に誘うことはできないなあ…。」
と、夫と私もウーンとうなりました。

まあ…
娘が「キライ!」と感じたことは、「違い」を知ったということ。
今まではボンヤリとしていた景色が、クッキリしてきたんだと思います。



日本人から見たら「マナーが悪いと感じること」。
つい、そうなってしまう理由はいくつかあると思います。
その事を「ダメだ!なってない!」
と中国の現状を批判する以前に
私が感じたのは…
「子供の頃から、これが当たり前」
といったふうに習慣化してしまっているルールや街の風景。
これを社会全体で変えていこうとするのって
本当に難しい事なんだなあ!ということ。

親が「マナーなんて、どうでもいい!」と思ってたら、
子供にも当然、そのように伝わっていく訳で…。
各家庭のさまざまな価値観が集まって社会がつくられていること。
そして、
はじめて訪中してから25年の歳月が過ぎても、
その価値観(道徳感ともいってもいいかな?)は、あまり変化していかないということ。


国家プロジェクトになっているんでしょうね。
こんな看板を、今回、街のあちこちで見かけました。



















我が母校のキャンパス内にも看板あり。


北京はオリンピック効果なのか?
街は随分きれいになりつつあるのですが、
久々に訪れた南京・上海では、ややショックが大きかったです。


別の見方をしてみれば
日本では街の“キレイ”や“静か”を保つ為の「暗黙のルール」がたくさんある!
ということ。
それを、各家庭や学校等、社会全体で何度も根気強く子供に伝え続けているから
今の現状が保てている、とも言えますね?


そこで“家庭教育の大切さ”を改めて痛感。
「家庭教育ってなんだろう?」
「親の役割ってなんだろう?」と思い、
また改めて文部科学相のHPを読み直しました。



昨晩も
「おかあさんの算数の教え方は、学校の先生よりも分かり易い!」
という娘の一言に、あまり素直に喜べませんでした。

私は娘に
「お母さんは“勉強を教えるプロ”じゃない。
お母さんが40年ぐらい前に習った足し算のやり方と、今のやり方は全然違う。
歴史の用語も変わってる。
いろいろなやり方がある事を知るのはいいけど、まずは教科書のやり方を覚えてほしい。」

「先生の言っている意味が分からないなら、
習った時にすぐ先生に質問しないと、○○ちゃんはどこが分かってないのか気づかないよ。」
と伝えたところです。


“母親である私”は
学校や塾の先生、ではないし
我が子の為にご飯や掃除をするせっせとする召使いでもない。
お友達でもない。

でも
生きていくための術とか…
“学校では習わないことを教える役割”は、ある。


親は
我が子のよき理解者?
我が子の見方?
我が子のサポーター?

皆さんはどのようにお考えですか?