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2016年10月3日月曜日

チラチラと降る“雪”を見て…

村田です。

日曜日の夜、
娘が寝た後、
関ジャニ∞の音楽番組を観るのが最近の楽しみの1つ。
つい、夜更かししてしまいます(笑)。


さて!
秋学期の中国語講座が10月から再びスタートしました。
また半年間、同じ先生にお世話になることに。

私達の中国人の先生は、日本文学の研究者。
授業中は、ほとんど中国語オンリーで進行しますが、
先生は日本語ペラペラです。

今回の課題のタイトルは『縁』でした。



若い頃、外国人男性教師と恋に落ちた女性。
非常に保守的な両親が二人の結婚に反対し、結婚したかったけれど叶わず。
数年後、別の人と結婚したけれど離婚…。
ある冬の日、引っ越したばかりの部屋のベランダから
チラチラと降るを見ていると…

という中国語の文章を、みんなで読みました。
(ちょっと、頭の中でシーンを想像をしてみてくださいね。)


私は
「この場面で
ここで使っている“雪”という単語で、
作者は女性のどういう感情を表現したかったのでしょうか?」
という質問をしました。

すると中国語の先生から
「あなたはどう思う?」と、逆に質問されました。

私は、
「2度も男性と別れて、1人ぼっち。
新居に来たばかりなのに、
突然、雪が降ってきて
(舞台は中国の南方の杭州。あまり雪は降りません。)
寂しい気持ちと不安と孤独感”が増したのではないでしょうか?」
と答えました。

皆さんだったら、いかがでしょう?

私の回答を聞き、
先生は、笑いながら
「日本人は“寂寞(寂しい)”とか“悲哀(悲しい)”いう、
どちらかというとネガティブな言葉が本当に好きですね。
中国人全般、とは言えないけれど
私個人が思うに
この女性は、
(ようやく1人になれてスッキリしたというか…)
どちらかと言うと、前向き。
“平静(穏やか、静か)”な感情を抱きながら、
降る雪を眺めていることを、
この作者は表現したかったんじゃないかな?と思うよ。」
と、教えてくれました。


同じ“雪”という単語に対するイメージが
私達と先生とは随分異なっていたことを知り、
「ヘエーーー!」っと、みんなで驚きました。
質問してみて、良かった!

軽く聞き流している話の中にも
日本人同志でも、
こういうふうに
確認してみたら“お互いに眺めている景色や味わっている感情”が違っているという
認識のズレって、
よく起こっているんだろうな。


このお話…
最後には、
ベランダの下に、
かつての外国人の恋人が突然目の前に現れて、
“ハッピーエンド”で終わるお話しでした♪





娘が只今、トワイライト(小学校内の放課後支援事業)で
友達とはまっている遊び(^_^)。
積み木(?)、120個ほど、あるらしい!







2016年7月16日土曜日

“読む”は易し、“伝える”は難しい

村田です。

3連休の初日。
我が家の夫は出勤&いつもの週末。

娘はトワイライトへ。
月一回の編み物教室では、
指編みを卒業し、かぎ針編みへ。
やや苦戦しているようです。

帰りに公園へ寄ると
とんぼがたくさん飛んでいました。
今日は小学校でクマゼミを捕まえたそうですが
とんぼはすばしっこく、収穫なし。


私は今日も毎週土曜の中国語クラスへ♪
授業は質疑応答が中心。
緊張感があって、大変刺激的です(汗)。

一番大変なのは、
テキスト(主に笑い話)の丸暗記(これは書面語)。
もしも、丸暗記が出来ない場合は、
中国語で内容を“なるべく自然な口語訳”で要約をしたものを
暗記して発表。
所要時間は1人2分まで。

(笑い話のオチはだいたい最後。
オチが面白くなるように要約するって、本当に難しいデス。)



ご存知の通り、
中国語はすべて“漢字”で表記されています。

最近、“漢字の表現力”って本当にスゴイ!
と、今更、改めて感じています。

と言うのも、
この講座で、“要約の丸暗記”を始めて以来、
中国語の「書面語」と「口語」は、こんなにも違うんだ!
ということを痛感しているから。


例えば…
中国語で
「彼」は「他」
「彼女」は「她」
「それ」は「它」
と、表記します。

表記は皆、異なるのに
発音はすべて「ta(ター)」となります。

あらかじめ、テキストを予習の時に読んでいるので
“口語訳”の時に
人称代名詞(彼、彼女など)が
多少、“文章訳”と同じように続いたとしても、予測ができます。

しかし、
もしも、
テキストを予習せず
「自分達が要約した口語訳」を、まず聞いてから

テキストの本文を読み、内容を把握する
と、いった順番だったとしたら…

「予習なしで口語訳だけ聞いたら、
絶対、他の人に意味がちゃんと通じていないと思うわ(-_-)」


他の方の発表を目をつぶって聞いてみて、
自分が作文して発表した“要約”も指摘された部分を見直してみて、
先週、大いに反省したのです。


なんで、“口語訳”になると訳が分からなくなるのか?

先程の「ta(ター)」のように、
同音異義語を、
口語訳の時に「誰なのか?何なのか?」を明確にしていない。
というのも、原因の一つ。


それから、
私達、日本人の生徒は、
母国語の日本語に引っ張られ、
油断すると、つい主語を省略してしまうのも
よくある失敗パターン。

中国語でも、書面に書かれた物であれば
多少、主語を省略しても大丈夫な事もあるんですけど
口語になると、やっぱり、文章の時より、少し意識して明らかにする必要が出てきたりします。


あ、それから
中国語の語順は英語に近くて
「主語+動詞+目的語」
が基本です。

これまた、つい、
「日本語の語順の自由度」に引っ張られてしまうと
主語(誰)が、どの動詞(○○をした)にかかっていくのか?
訳が解らなくなりがちに(>_<)。

なので、
日本語でのコミュニケーションの時も
5W1Hの中でも、まずは
「誰が?」+「何をした?」
を意識してみると
“相手への伝わり方”が違ってくるのかもなあ?
…と。

もうちょっと早く、気づけばよかったわ!

【只今募集中のM-cafe@名古屋(読書会)】

■7月19日(火)9:30~@伏見(残席
■9月5日(月)10:00~@名古屋駅(残席2)

両日共に、Part6:希望を見つけるために(P162~)
詳細は→コチラ
 
今夜のおかずはワンタンでした♪









2016年6月21日火曜日

まったくかみ合わないのも、たまにはいいかも?

村田です。

子育てが「おもしろい!」と思える期間って、
あっという間にすぎてしまうんじゃないかなあ~。
と、ふと思った日曜日。

休日は先に起きる娘に
「今日の予定は?」と聞かれ、


「できれば、ベランダ掃除したいなあ。」と、私。
「あ、そう…。」と言って、娘が先に起きてリビングへ。

ちょっと遅れて、リビングへ行くと…

“掃除”と私は伝えたはずなのに、
どうして水着に着がえているのでしょう???
“おかあさんスイッチ”作ってる!
朝食も、このままの格好で食べてる!


この格好のままで掃除スタート。

途中から、ちょっと遊びの方が多くなり、
随分時間が経ってから、私はようやく意味がわかりましたけどね・・・。

その日の夕方。
エレベーターで乗り合わせた娘の同級生(小1男子)が

「オレ、○△%*行ってきたんだ~!」
と教えてくれたんだけど、私がよく聞き取れなくて

私「えー!!トイレ???」

と、真顔で聞いたら
我が家と同じような状況になって、近くのスーパーに駆け込んだと思ったのです。)

男子「え・・・、プール行ったんだけど(^_^;)。」


私&娘「・・・・(苦笑)。」

ちょっと沈黙した後

また
男子「○○ちゃん、いいなー!お母さんとゴルフに行ってさあ(*^_^*)。」

私&娘「????(今、荷物、何も持ってませんけど???)」

私「・・・ゴルフじゃなくて、ナフコ(近所のスーパー)には行ったけど???」

一緒に乗り合わせたみんなで
この訳の分からない会話に、
大爆笑のまま、
なぜ私たちがゴルフに行ったように見えたのか?とか
詳細を男の子に確認しないまま別れました。

そこに一緒に乗り合わせていた中国人ママも、
この会話を聞いていて、クスクス笑ってましたよ。



“コミュニケーション”を意識しすぎると
つい、いつも、真剣勝負になりがちだけど、
たまには、
こんな「すれ違いばっかり」の会話も、面白いもんだなあ~
と思いませんか?


【只今募集中のM-cafe@名古屋(読書会)】

■6月22日(水)9:30~@伏見(残席 Part5:他者への執着を手放す(P150~)
■7月 8日(金)10:00~@名古屋駅(残) Part4:過去への執着を手放す(P98~)
詳細は→コチラ


夫はアルコールをちょっと抑えるように医師から言われているので
我が家には、普段、ノンアルしか置いていません。
ですが…、
父の日は解禁。久々にアルコール入りで(^_^)。

2015年11月11日水曜日

おしゃべりが上手じゃなくてもいいんじゃない?

村田です。


今朝のスタバ。



私がちょこちょこ通っている場所では、
資格試験の勉強をしている人が多そう。
テキストを広げ、イヤホンをつけ、黙々と勉強。
店内はと~っても静かです。


そんな場所に
本日、突然現れたのが
(多分)アメリカ人女性2人&乳幼児を連れた日本人のママ
3人グループ。
私の隣のテーブルに座りました。

英語でとっても楽しそうに会話。
場の雰囲気は一変!
何と、にぎやかな事でしょう~^m^。


ちょっと耳を傾けてみると…
文字に起こしてみたら、
そんなにいろいろ話している訳ではなさそうなのに
会話がとぎれることなく、
にぎやかに聞こえるのは

Ah!
Yeah~!
Wow!…

など、会話と会話の間に
「私はちゃんと聞いてるよ~~!」
っていう
“言葉”と“ゼスチャー”が多いからでしょうね。


先日、ブログで
“雑談力”に必要な3つのチカラの話をしましたが

点をつなげる力
(点としてある知識や経験を、やり取りの中でつなげる)
というのが
3つの中でも比較的、簡単に身につくのでは?
と、私は考えています。


先日参加した
アドラー心理学入門編

次回は11月22日(日)@覚王山LDK
ここ数カ月、いつもこの講座の前後は過密スケジュール。
調整、できるかな…(-_-;)。


一尾先生から
発言者の話を聞く際の
あ行の5段活用」って(名前だったかな?)いうのを学びました。

あ~! (そうだね。同意・発見)」
いねえ~! (同意・称賛)」
んうん (同意)」 「う~ん…。 (そうかな?疑問)」
えーっつ! (驚愕・発見)」 「ええ(そうですね。同意)」
おー! (驚愕・称賛)」

相槌をうつ。
相手の意見を、一旦、受け止める。
「聞いてるよ~。」と、相手に伝える。

別に話が上手ではなくても
まずは、
“会話”をつなげる。
これだけでも、充分、会話が成り立つ時もあるなー!
と、
彼女たちの会話から、ふと思い出しました。


先日の「相談員人養成講座」
で学んだ事にも通じると思いますが、
かわのゆみこさんは、講座終了後、
こんな記事を。
相談スキルを上げる方法

ここで書かれているとおりのことを
毎回丁寧に、惜しみなく教えてくださいます。


相談を受ける人だけでなく
“雑談が苦手な人”にも、ラジオを聞く事は役に立つと思います。
ラジオでしばらく「シーン」としてしまったら、
リスナーはビックリしてしまいますもんね。

どっちかっていうと、学習する時は“視覚優位”の私。
ラジオを聞いて、創造力を働かせるのはちょっと苦手。
野球の実況中継、主人や義父母は大好きだけど
私はランナーがどこにいるか?とか
途中から全然、解らなくなっちゃう(-_-;)。


なかなか、この時間に家にいなくて
「聞くぞ!」と思わないと、ラジオは聞かないんですが
さあ、今から、CBCラジオ「人生相談」聞きますよ~。
今日のパーソナリティーはドリアン助川さん(^_^)。


★M-cafe@名古屋、募集中です。

11月16日(月)9:30~
次回は「PART3:心を整える片付けのしくみ」です。
残席1名です。


プランターに植えたチューリップの球根。
娘の手のひらにのせると大きく見えますね。

2015年9月16日水曜日

さて、どうやって伝えよう?


村田です。

おととい手に取った、この本



特に
言いたいことが言いにくい人
なかなかいい事、書いてありますよ~♪
でも、根本的に“体質改善”したい人は、やっぱり『7つの習慣』です!



母も私も、専業主婦だけど
「違うな~」と思うのは

母の時代は、
「私さえ折れれば…。」という人が多いし、そうするとだいだい丸く収まる。

けども、
私(だけかな?)は、
専業主婦の私にだって
「どうしてもやりたい事、妥協できない事」がある。
という所。

これまでも、これからも、
私がやりたい事を続けていくために、
両親にはものすごーく協力してもらっているし、感謝しています。

親だけでなく
「専業主婦=ヒマ」って思っている人、多いんだよね…(;_:)。



さあ、
これからどう進めようか?伝えようか?

今日は、これから久々のママヨガ。
まずは“自分の中”を空っぽにして、仕切り直しです!


只今、帰宅。
ヨガの先生曰く
ココロがモヤモヤしている時は、“胸を開くポーズ”を多めに。
(深呼吸とか、大きく腕を回してみるのもいいかもしれませんね。)
アロマは“ラベンダー&ゼラニウム”。


【募集中です!10月M-cafe(読書会)】
10月22日(木)9:30~
詳細&お申込は→こちらへお願いします。



2015年9月4日金曜日

“伝える”ことは簡単?それとも難しい?

村田です。


先日の柴田朋子さんのブログ
聞く力と、話す力、どっちが先か問題

記事も、FB上のコメントもとても興味深く
私も“ことば”について、久々に考えました。


私が今まで“伝えること”の難しさを感じたのは
これまでに何度もあります。


最初は、中国に留学したばかりの頃。

当時、私の留学先の留学生は
約100か国、たしか150名ぐらい。
そのほとんどが、
「母国で中国語を習わないで来た人。」
その内
「英語が全然分からない人。」が
約50名近く、いたでしょうか?

なので、留学してから
いきなり“共通言語なし”の人との会話することになるとは
思いもよりませんでした。
そして、
当然ながら、中国での授業は、ほぼ中国語オンリーで授業がスタートするのです。

同時期に留学していた日本人は約20名ほどいましたが、
中国に来てから「0からのスタート」の日本人学生は確か1~2名。
日本人は、中国でいきなり困らないように、ちょっとは予習してきたり、
中国語のテキストや辞書を持って留学。
私も大学で、3年半学んでからの留学でした。

その時の私は
①ボディーランゲージ、ジェスチャー、指さし
②イラスト(漢字がよめるの、日本人&中国人だけだから…)
③中国語の単語もそのまま伝えても、通じないから
 出来るだけ、分かり易い言葉に置き換える。


不思議な事に
この困った状態は、それほど長く続かず…
3か月ほど経過したら
だんだん会話が成立するようになりました。

そして、1年もすると
いつの間にか「会話力」は追い越されていたりして(^_^;)。


この時に感じたのは、
*普段の日常会話で使われる単語は、それほど多くない。
*友達と会って話すのは発音や文法に、そんなにこだわらなくてもいい。
*“話す内容”が無いと、会話は続かない。

ということ。
会話に関しては、
「中国語でも、日本語でもポイントは変わらないな。」
と、当時の私は思ったより簡単だと思いました。


次は、大学に勤務してから。

学生がいかに集中して、自分の話を聞いてくれるか?
どうしたら、学生も教員も書類提出などの期限を守ってくれるか?
A4用紙1~2枚の「表現方法」に頭をひねる日々…。

“通知文書”をめぐり、
「えーっつ?!そう理解しちゃうの!」と
窓口で学生や教員に謝ったり、口論になったりしたことも数回。

今みたいに
「チラシの書き方」とか教えてくれる人、知らなかったからね…。

何度も失敗を繰り返しました(-_-)。

大学ではもう一つ。
中国との大学間協議の合間の食事会での
日中の教員の会話。
内容は、多岐にわたり、
とても興味深かったです。
でも、お互いの“専門分野”の話が白熱してくると
もはや、私の通訳も理解も追いつかず
置いてきぼり。
でも、当の本人たちは、なんとなーくお互いの話は通じていたり(笑)。
この時期は、
どちらかというと、伝えることが難しく感じました。


そして、今…

*こうしてブログで“自分の思い”を発信すること。
文章が短すぎても、ぶっきらぼうで冷淡になっちゃうし
長すぎても、分かりにくい。
一体、どんな風に伝わってるんだろう?
と、ドキドキ。


それから、
*年長、まもなく6歳になる娘との会話。
「それは、どういうこと?」
と、“日本語の単語の意味”を聞かれて、答えに困る事が増えてきました。

例えば
実父「○○さんに会ったら、よろしく伝えてね。」
私「うん。」
娘「○○さんによろしく、って伝えるのはなんで?よろしくって何?」
私達「…、な、なんでだろう???」


娘に説明しようとしても、上手く言えない。
何とかその場をしのいでも、本質をついていない感じ…。
中国語もしかり。
最近、全然読んでないし、普段使っていないから
1年に1度、中国人の友達と話してても「ドンピシャ!」な単語が出てこない。

私、ここ数年
「わかりやすく伝える」ことを意識するあまり
自分の語彙が増えていない。
HOW TO本、ブログ、絵本…
自分もつい“分かり易い文章”を選んで読んでいたことに、最近気づきました。


そこで
思い出したのが、
またまた柴田さんの記事。
わかり易さをだけを求めると、浅い人になる。

この記事を思い出し
「何とかせねば!」思っているのです。

トホホ…。

ちょっと、とりとめのない長文になってしまいましたが
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。



【まだまだ募集中です!読書会M-cafe@名古屋】

9月11日(金)9:30~
詳細&お申込みは
コチラ



ご興味のある方は、書籍をお買い求めの上、ご参加ください。
皆様のご参加、お待ちしています。
 
 
 
夏休み、
雲梯とブランコの立ちこぎができるようになって、娘は大喜び♪
私はと言えば、雲梯にぶら下がるのが精一杯。
手を一つも動かせない自分にショック…。












2015年4月22日水曜日

賢者は聞き、愚者は語る!!

村田です。

昨日は、それぞれの立場の人達から
いろいろ説明をいくら聞いても
どうしても納得のいかないことがありました。


どうして人は、そこまで見栄っ張りなんだろう?
どうして人は、素直に非を認められないんだろう?
どうして人は、自分さえよければそれでいいんだろう?

帰宅した主人と
議論を重ね、彼の見解を聞いたけど納得できず…


今日は朝から



ちょっと足を伸ばして、山崎川へサイクリング。




“貸切”の茶房で読書
みんなも読めばいいのに。


















緑の美味しい物、食べてみる。




















そして、神様にも「なんでかなー」とつぶやく。


いろいろやってみたけど、
モヤモヤした心は、そう簡単には晴れず。






帰りがけに
お店の看板に書かれた格言が、目にとびこんでくる。


“賢者は聞き、愚者は語る”by ソロモン

昨日、主人からいろいろ言われた事を総括すると
まさにコレ。

ソロモンよ、あなたもか?!












2015年2月26日木曜日

別に面白くなくてもいいんだよ。大切なのは“品位”。

村田です。

おとといまでの“課題図書『7つの習慣』”に一区切りがついたので
→先日の記事はコチラ

ようやく読みたかった本を読み始めました。




渡辺奈都子先生の著書。

この本の感想は
すでに多くのライフオーガナイザーやメンタルオーガナイザーが
ブログにアップしています。

ご興味のある方は、
他の方のブログ(著書名で検索するとでてくるかと思います。)や
アマゾンの読者レビューを参考にしてくださいね。

自分の心の中で、私はしばらく、ゆっくり熟成させたいと思っています。


私は、ここで
先日、先生のメンタルオーガナイザーⓇ認定講座を受講中、
印象的だったエピソードを一つご紹介したいと思います。


“お客様と接する際、留意する事(カウンセリングマインド)”について
初回の講座で学びました。

これは、カウンセラーとして
だけではなく
“士業”や“アドバイザー”に携わる人にとっても、大切な事ではないかと思います。


その時
「ユーモア」について
使うべきだけど、注意が必要
だと教わったんです。

この時
「お客様の前で、きちんとしていて、
親しいお友達の前では、
ユーモアもブラックジョークも面白ければ何でもあり!
でも、構わないんじゃないか?」
との受講生の質問に対し…

私はその時、
友人との関わり方

SNSなどでのコミュニケーションついて、
考えさせられたんです。

とにかく、
“グループに入る事”が簡単になり
どこかに属していないと不安。

そのグループの中で
コメントや返事をするにも
“真面目すぎる。堅苦しい。つまらない”
と思われるのを恐れ、
絵文字やスタンプについ頼ってしまう自分。
ウケを狙ったり
無理して面白くみせようとしてしまう事、私にもあります。
私みたいに、
「ウケ狙いのコメントとか、
読むのも書くのも、疲れるよなあ…。」と思っている人もいるのでは?

コミュニケーションも、交わしているうちに
どんどん垣根が低くなり、
つい、言葉遣いや接し方も家族や友達のように
気が緩み、
言葉も乱暴に、気持ちもあけっぴろげになりがちではないでしょうか?


先生は、
ユーモア(人の心を和ませるようなおかしみ。上品で、笑いを誘うしゃれ。)は良い。
でも、ジョーク(悪い冗談。下品な言葉。)をつかって、誰かを陥れて批判しないこと。
その場にいない人でも、傷つけるような発言は差し控えること。

大事なのは
自分の“品位”を保つ為に、表裏が無いこと。

だと。


そして、先生は

「お客様の信用や信頼を失うぐらいなら、
無理に面白おかしく振る舞う必要なんてない。
人間は
お客様に“よそゆきの顔”を演じきっていると自分は思っていても、
“普段の振る舞い”は、思いがけない所で相手に伝わってしまうものです。」

と、続けました。


その話を聞いた時、
「必要以上に、面白おかしいキャラを演じる必要もないし、
今まで通り、
私は私で、
“品位”を忘れずに、自然に振る舞えばいいんだ。」
と、
私はホッ、と胸をなでおろしました。


なぜなら
私は
航空会社で、カウンター接客業務&発券予約業務を2年。
大学の事務で
法人関係(総務・経理・補助金処理)を5年
学生対応窓口業務を(国際交流・教務)を5年ほど経験しました。

航空会社は中国系。
国内大手航空会社のホスピタリティーあふれる接客とは程遠かったけど、
少しは、身なりや言葉遣いを学びました。
転職後は、
事務職員むけの学内・学外研修等はほとんど無かったし、
通常業務を遂行するのに、皆が精一杯。
接客やカウンセリングに関する書籍を読んだりする暇はなく、
悩みを打ち明けたり、業務を教わる先輩もほとんどおらず…。

「教員や学生に信頼される事務職員になる為に、どうすればいいか?」

学生への通知の仕方、身だしなみ、しゃべり方、質問方法、中国人への接待…
毎日試行錯誤しながら、一つ一つ、自分の身にしみこませてきました。

なかなか“面白いキャラ”になろうと思ってもなれないし…。
他人と打ち解けるのにも、時間がかかります。

仕事していた時は、いつも「学生に会ったらどうしよう」とドキドキ。

今回“カウンセリングマインド”として学んだ内容は
過去に我流で恥をかきながら、学んだこと
自分がもっている“理想像”は
それほど、間違っていなかった事を確認でき
ようやく“過去の自分”に、「よくがんばった!」と、
“今の自分”に「そのままで大丈夫!」と、
先生にOKを出してもらった気がしました。

改善しなければいけない所は、まだまだ、たくさんあるけれど…
経験が上手くカウンセリングに活かせるといいな、と思っています。


奈都子先生、ありがとうございました。
次回の認定講座も、よろしくお願いします。



またまた、長文にお付き合いいただき
ありがとうございました。

幼稚園の役員の仕事も、
今日を含め、残りあと3回ほどになりました。
ラストスパートの事務仕事、がんばります!















2014年6月6日金曜日

気持ちを表すコトバ

村田です。


名古屋も梅雨入りしましたね。
結婚したら、急に“雨女”に変身。
ようやく雨にも慣れ、雨も楽しめるようになりました。


さて、先日参加した、澤崎明子先生のアンガーマネジメント入門講座。
(アンガーマネージメントとは?→コチラ。)

“怒りの表現”を時間内にできるだけ多く挙げる、ワークをしました。

あなたはいくつ、“怒りの表現”を知っていますか?


ふくれる、むっとする、堪忍袋の緒が切れる、地団駄を踏む…
など、回答には120個近い、“怒り”を表現するワードが羅列されていました(+o+)。

思いついた数が、多ければ多いほど
自分の感情が豊かに表現できるという事。
自分の「イライラや怒りの温度計」の目盛りを、細かく刻めるようになるのです。


最近の若い人は
「ウザい!ムカつく!死ね!」など
語彙がだんだん強く、少なく、かつ短くなってきているので
瞬時にキレやすくなっているそう。

常に怒ってしまう状況を改善する為には、
日々、腹が立った事を「書き出す」習慣を。

何だか、怒ってしまった事を書くと、読み返すとまた腹が立ちそうですけど…。
あわせて“嬉しかった事”も書いて、帳消しにしたいですね。


振り返って、
なぜ?どういう状況で?どのくらいのレベルで?など…
記録して、傾向を分析する為です。



私が最近、思うのは
“言葉の単純化”が感情だけでなく、“人間関係”にも深く関連しているのでは?

2回ほど会っただけで、いきなりタメグチ。
ものすごいスピードで、
私の“心の中”まで土足で入ってこようとする人が、近頃、多いのです。

そういう人に限って、自分の“本心”を表現するのは苦手そう。
私は、梅酒が時間をかけて美味しくなるみたいに、ジワジワ仲良しになりたいわ♪。


「全然知らない」か、「とっても仲良し」。
いわゆる「グレーゾーン」が、とても狭くなっている気がします。


“敬語”とか、メンドクサイ。カタクルシイ。
と、思っているのでしょう。
お互いの立場を思いやりつつ、TPOに合わせて、
言葉をうまく使いこなせたら、もっと素敵な人なんだけどな~。
と、残念に思う事がしばしば。


“語彙”が豊富=“感情”が豊か

心に留めておきたい、と思います。



雨上がりの紫陽花が好き♪








2014年5月22日木曜日

沈黙は金?


村田です。


ドコモの新聞広告より
__________________________

沈黙は金。という言葉を変えたい。

「沈黙は金、雄弁は銀」。
雄弁は効果的だが、時に沈黙がそれを上回る、という意味の言葉です。
ただ、コミュニケーションを大事に思う企業としては、雄弁であることも支持したい。
なぜなら、会話には、沈黙からは得られない
気持ちが通じ合うからこその幸せが、たくさんあると思うからです。
「沈黙は金」は尊重しつつ、「雄弁も金」であってほしい。
ひそかにそう思うドコモです。

もっと、話しませんか?




____________________________


今日は、まさに「そうそう!」と思う瞬間がありました。


会ってお話しするまでは
「私、この人とは絶対に気が合わないだろうなー。」
「話す機会すら、多分ない。」
と、外見や話し方で「苦手だわ。」と、判断していた人がいます。


でも、この2か月間
頻繁に会う機会があり、
どうしてもその人を含め、
数名と一緒に取り組まなければいけない課題があり…。
何度か話をしているうちに、
今までの“自分の思いこみ”とは、全く違う人だという事が分かりました。


とても気が利くし、
決断が速い。
何しろ、場を和ませるのが上手。


真面目な話で煮詰まってくると、
「ところでさー。」と、
それまでとは全く無関係な話をし始めます。
その、突拍子もない“話題の転換”に驚いて
つい、脱線…(^_^;)。

でも、その内容は、後で振り返ると
「こどもの事でなく、あなた自身はどんな人?」
を、さりげなく上手く会話から聞き出す、絶妙なトークだったりします。

“その人”の会話で場が和み、
互いの“得手不得手”や“価値観”が明確になり
上下関係なく、
「言いたいこと」が言いやすい雰囲気が
この数日で、できあがってきたような。
コミュニケーションを通じ、
「チームワーク」はこうやって作りあげていくんだなー
と、彼女から学ばせてもらっている気がします。


会って、腹を割って
話してみないと、
“他人”って、わからないもんだな…。



先日、鶴舞公園で一輪だけ咲いていました。そろそろたくさん咲いている頃かな?
















2014年5月14日水曜日

スミマセン

村田です。

「ありがとう。」は身内にも素直に言いたい、
先日の記事でお伝えしました。


その反対に、軽率に使ってはいけないと、日々感じている言葉があります。

「すみません。」という言葉。
日本語では
①申し訳ありません(謝罪)-どうもすみません。
②ありがとうございます(感謝)-すみません。お陰様でたすかりました。
③頼みます(依頼)-すみませんが、これを届けてもらえませんか?

とても、便利な言葉です。
外国人の人が「使い分けられたら、日本語通」の単語の一つではないかな?


外国語を学ぶと、
「すみません」に、ピッタリくる単語がなかなかなく…。
自分が日本で多用していた事に気づきました。

私が気になるのは、①の使い方です。

留学している時、帰国後、
海外の人と関わってみて、
「まず謝る」のが、ベストではない事にたびたび遭遇。
クレーム対応に
開口一番「大変申し訳ございませんでした。」と言ったら
「そんな言葉だけじゃなく、どのように改善するか、を聞きたい。」と…。

日本人は、すぐに出てくる言葉は丁寧だけど、
行動や対応が遅れる事が多いのです。

クレームがつくと対応に慎重になるから、かもしれませんが
返事の期限も伝えられず
説明も足りなくて、
誤解を招くこともたびたび。
「いつになったら、返事してくれるの?」と催促され…。
「まだ、会議で結論が出ないので。」と平謝り。

昔、一緒に仕事をしていた中国人の人は、
滅多に謝らなかったけど(笑) 今はそんな事ないかな?
「じゃあ、こうするからどう?」と、
速攻で解決策を提案してくれる人は多かったような。


「誠意がちゃんと伝わる謝罪」は、相手の心に響きます。
でも、
「とりあえず、謝っちゃえ!」は、
相手に見透かされ、同じことを繰り返せば見下されたり、
自分への信用を失う事を
ビジネスを通じて、教えられました。


すぐに謝罪するのは、大事。
私も、まだまだ「日本語って難しい!」を痛感する日々。

でも、あなたの口癖、
“とりあえず”の
「すみません。」「ごめんなさい。」
に、なっていませんか?


 
鶴舞公園(名古屋市)のバラ、きれいだったな♪。







2014年5月12日月曜日

アリガトウ

村田です。

昨日は、母の日。
「ありがとう。」と、
感謝の言葉がたくさん飛び交った1日だったのでは?


核家族で育った私。
実家にいたとき
専業母親のしてくれることは、たくさんありましたが
一つ一つに、日々感謝する事はなく…
“家事をやってもらえるのが当たり前”に思っていました。
外国人でもあるまいし、
「身内に言うのって、照れくさいし結構恥ずかしい。」という気持ちもありました。


母の仕事が当たり前でないのに気付いたのは
結婚してからの義母との出会いから。
義母は60を過ぎていますが
まだ現役で主人の実家の自営業をサポートしています。
色々な人々と関わり、近所に住む色々な人々の力を借り
子育てや商売をしてきたからでしょう。
いろいろな事、
実は“やってもらって当たり前”ではない事を
身を持って体験しているのですね。
「ありがとう。」「いつも悪いね~。」「助かった!」など、
感謝をすぐその場で、言葉にしてくれます。


娘は、最近、こんな手紙をたくさんくれます。
母の日には、自宅で育てているオリーブを生け
プレゼントしてくれました。
週末はいつも以上に、家事のお手伝いをいろいろ。


この1年間で字が書けるようになり、
こんな粋な計らいまで…(*^_^*)。



“母の日”だけが特別でなく
義母のように「ありがとう!」と
普段から、素直に気持ちよく
感謝の気持ちが伝えられるようになりたいものです。

“Thank you!”とか、“謝謝!”とか…
外国語だとすんなり言えるのに、不思議。
その場の環境や、その時の思考に大きく左右されるんでしょうね~。



娘にも、「周りの人々に感謝する気持ちを伝える事」を
忘れないよう、
育っていってほしいと思っています。



 

母の日に外食した先でいただいた、カランコエの鉢植え。


お花が大好きな2人の母達へ…
偶然通りがかりに見つけた
ココで注文したブーケのアレンジをプレゼント。
ネット注文にはない形を、お店でオーダーしました。

前日の10日に届き、
両家から元気な声で
「ありがとうー!!」と、電話が。

毎年お店を変えて
2人の感想を聞くのが、今の私の楽しみ♪。






2014年3月14日金曜日

そして、丁寧に。

村田です。


年明けから、
「日本の情報を、外国人の人へ分かり易く、日本語で伝える」
お仕事を始めました。

そのせいか、
今更ながら「日本語」を気にするようになりました。

最近、“英語”の重要性が叫ばれたり、
通信スピードが急激に加速している事から、
日本人同士の“会話”や“文書”が
どんどん短くなってきている気がします。


日本語は、外国人に伝わりにくい。

文章の構造、
文化の違い、
いろいろな原因が重なり…
それは事実です。

ですが…
日本語でも、工夫をすれば分かり易くなるし、
敬語は、本当に難しいけど、日本の文化を反映したもの。
上手に使いこなせたら、素敵。


自分に“ゆとり”がなくなると、
「締切」
「論理的」
「スピード」
を気にするあまり
「相手にも伝わっているはず」と、過信し

短く、
シンプルに、
分かり易く、

ムダを「そぎおとす」事を追及しがち
になりませんか?


そういう時こそ

冷淡に
ぶっきらぼうにならないように
伝えたい“核心”は、きちんと、丁寧に。

そして、
ユーモア、
お詫び、
ねぎらい、
感謝など…、
相手に対する、自分の“気持ち”を忘れずに…。

こういう部分は、
コミュニケーションにおいて
外国人は、そぎ落とさずに大切にしているな、
私もいつかできたら
と、感じています。

それから
ちゃんと、伝えたいことは、
メールに頼らず
時間を作って
会って
相手の目を見て、
きちんと話し合う

OL時代に諸先輩から、仕事を通じて言われた事。
当時は、いっぱいいっぱいで…、全然、実践できていませんでした。


“伝える”時だけでなく…
気に入った物を選んだり、
子育てだったり、
字を書いたり、

“丁寧に”おこなう事は、
日々の“暮らし”にも通じ、
やがて「自分」を創っていく事。

と、
慌ただしい日々や
メールだけのやり取りが続くと
ふと、思い出します。



雑貨のイベントで出会った、
京都の通販「LITTLE WONDERS」のハーブティー。

ここのキャラが…、
親近感を感じて、憎めない(>_<)。