2016年5月12日木曜日

“子育ての船長”は、アナタですよ!~奥田健次先生講演会@春日井市

村田です。

昨日5月11日は、朝から
奥田健次先生の講演会へ。

リンクは参加した春日井市での講演を、先生が紹介したブログ。
ここでの一言も、ズシンときます。


余談ですが
会場の春日井市東部市民センターのホール
以前、市民有志で年に数回、プロ&アマの会費制の定期演奏会を開催していていました。
私の母の趣味の一つは、学校のママさんコーラス。

ただ「音楽を聞くのが好き♪」というだけで
20年近く、演奏会の手伝いをしていた両親に付き添い
たまーに、私も“チビ・ボランティアスタッフ”として
会場でパンフレットを配布したり、
ゲーム機を壊した話にも出た高島ちさ子さんを始め、
確か千住真理子さん、錦織健さんなどなど…
ビック・アーティストも、ここ春日井まで来てくださり、
実家から歩いて行けるこのホールで
私は小~高学生の頃、数回、約500名と演奏会を堪能。
その頃を懐かしく思いだし、久々にここに入場できて感無量。


今日の講演のタイトルは『「叱りゼロ」で楽しむ子育てのキホン』。

先生のこちらの著書


『叱りゼロで「自分からやる子」に育てる本』
をベースにした、行動分析学・入門編
との事でした。


私が初めて“行動分析学”という言葉を聞いたのは
以前、参加した
“相談員人材養成講座”でした。
→その時のブログはコチラ

その時の講師はかわのゆみこさん。
今日の講演会の主催者でもあります。

かわのさんが運営しているNPO法人あっとわんのスタッフ
そして、まさに子育て真っ最中のママ達に
是非、奥田先生の話を聞いてほしい!
という強い強い思いから今日の講演会が実現したそう。
平日の昼間に
あっとわんのある、愛知県春日井市(名古屋駅から約1時間)の場所にもかかわらず
定員の500名があっという間に埋まるという講演会でした。
そして、参加者の私達は受講料無料(=かわのさんの自腹)。
開催までの運営はボランティアスタッフの方々と。

本当は…
今日を迎えるまでに、この2冊を読破してから参加したい!と思っていたのですが
間に合わず(>_<)。
先生のスピード感ある話の途中に、
専門用語が入ると、
ちょっとついていけなくなる部分もあったのが少し残念。
でも、
先生の著書『メリットの法則』に出てくる
消失
好子消失の弱化
価値変容について
あとは
携帯・スマホやゲームを子供が所有した後の問題について
などを、
関西人の先生らしく、分かり易く面白いたとえ話で説明をしてくださいました。

今日の話を聞いて、
これまた今となっては懐かしく思い出した3年程前の出来事…
娘が3歳になったばかりぐらいだったと思いますが
スーパーで今までで1度だけ、突然ギャン泣き。
しばらく娘は泣き続け
私の頭の中は「???」。
私は無言で様子を見続けるも、周囲の目も気になるし、私が疲れていたしお腹もすいていて不機嫌。

“双方にらみ合い、一歩も譲らず”の硬直状態に。

しばらくすると、通りすがりのよそのおばちゃんに
「そうやってどっちも成長していくんだよ!どっちもがんばりや!」
といきなり言われ
2人で思わず笑って試合終了~。
帰宅後、おやつを食べながら
「何であんなに大声で泣いたの?」と聞いたら
「お母さんは細いやきそばの麺を買ってしまったけど、
私はどうしてもふつうの太さのが食べたかった!」と…。
その場で言ってくれればねえ(-_-)。



最近知ったアドラー心理学もそうだけど
行動分析学も、
自分の今までの“教育や子供のしつけ”に対する常識を、根底から覆されるような驚き!
そして、
従来の常識がなかなか払拭できないが故に、
そう簡単には自分自身の行動に落とし込めない=実践する事の難しさ
を今日も感じました。


まずは何度も繰り返し知識を落とし込むこと。
そのうちに
こどもの成長や変化に柔軟に対応していくために
“自分の切り札”が少しずつでも増えていっていたらいいな、と思います。
あとは、奥田先生も言っていたけど
親だけで抱え込まず、
「あれっ?」と思ったら、早めに専門家のアドバイスを受けることも大切かと。

ちょっと子育てに行き詰まったら…、
かわのさんから教えていただいた
奥田先生のこちらのブログもご参考まで。


講座は2時間休憩なし。
盛りだくさんで、今日も長文になってしまいましたが
最後に、私が印象に残った奥田先生の一言。

「“子育て”っていうのは、
地図の無い大海原を、日々荒波にもまれながら運航しているようなもの。
こどもが泣いたり、暴れたりとか…
新入りの乗組員(=こども)が1人、2人乗り込んできたぐらいで
船長(=親)がいつも振り回されていて、その船、大丈夫?」

娘が生まれた直後は
この尊い命をこれから守っていかなければいけないのだ!とか…
“親としての重責”のようなものをひしひしと感じていたように思うけど
娘が小学生になった今、
排泄など自分の身の回りの事や日常会話のやりとりがスムーズになり
手がかからなくなってた今、この言葉を聞いて
“親としての覚悟”が、やや薄れていきていた事に気づいたし、
これから子供が自立するまでの
“それぞれの親の役割”や“子育てに対する考え方”など
改めて夫婦で話し合った方がいいなあ、と感じました。

今回、このような貴重な機会を提供してくださった
かわのさん、
そして、天候の悪い中にもかかわらず、
会場の内外で温かく迎えてくださった大勢の運営スタッフの皆様
ありがとうございました。


募集中です!M-cafe@名古屋(読書会)】
■5月24日(火) 9:30~@伏見(残席
名) PART5(P141~)
 久々に開催します。
 初回より参加されていた受講生の方も、
 当日参加希望は、ご面倒をおかけしますが申し込みフォームよりご一報ください。
 

■日 時:5月10日(火) 10:00~@名古屋駅 PART3(P68~96)
延期となりました。日程調整後、再度こちらで通知させていただきます。


詳細はコチラ


本日、自宅近くの神社にて。
私達から見たら、小さな池。
泳ぎ始めたばかりの子ガモにとっては、まるで“大海原”のよう。
必死になってやえさを取ったり泳いだり、練習を繰り返していたのでした。

初、親は別の場所にいて、
1匹だけで池を泳いでいた子ガモをみて
私:「オオー!スズメって、すっごく泳ぎが上手なんだねー。」と言うと
娘:「あれはどう見たってカモじゃない…?」とクールに答えた娘。
泳いでいる子ガモを見たのは、2人共、今日が初めてだったんです(>_<)。

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