2014年6月24日火曜日

とことん使えて、愛おしい

村田です。

ただいま発売中の雑誌『クロワッサン』。



見ているだけで、ワクワクするような
生活用品がピックアップされています。


特集が組まれている、中川政七商店の「ぬげにくいくつした」




名古屋・栄のラシックのお店で購入し、私も2種類愛用中。

ストッキングではなく「くつした」なので、
ちょっと厚地で、靴がやや窮屈になった感じにはなりますが…


ローヒールやモカシンを履くとき、
汗を吸ってくれるので、履き心地が快適ですよ~。


さて、
あなたのお宅に、
“とことん使って、愛おしい物”、ありますか?
数はたくさんなくても、
“愛おしい物”だけに囲まれて、
シンプルな暮らしができたら…と思いませんか?




私はこれ!
漆塗りの御茶碗です。

同じ頃に買い、実家で使っていた
「ビールがおいしくなるグラス」もご紹介したかったのですが
両親が半年ほど前に「古かったから。」と、廃棄してしまいました…(;_:)。


昔、実家近くにあったお店で購入。
確か、学生時代に購入した物なので、
もう25年ほど使っています。


私、白米がもともと得意ではなく
特に柔らかめに炊いた“べちゃっとしたご飯”は、喉を通らなくなってしまいます…。
ですが、
このお茶碗は、適度に水分を吸ってくれるからでしょうか?
ご飯が美味しく“変身”するので、手放せません。


購入当時、学生だった私にとっては、
少ないバイト代をかき集め
「エイヤーッ!」と“清水の舞台を飛び下りる”ぐらいに感じた値段だったと思いますが
もう、十分、もとは取っています(^_^)。


古民家を改築したお店で、農地のなかにポツンと一軒。
そこに置いてあった品物は、
当時50代ぐらいだったと思われる女性のオーナーが、
日本全国の作家さんを直接訪問し、品物を手に取って、本当に気に入ったものだけ。

気になる物を手に取ると、
オーナーがその物の「ストーリー」を、静かに熱く、語ってくれました。
もちろん、お手入れやメンテナンスも、丁寧に教えてくれました。


結婚する時、“夫婦茶碗”でそろえたいと思い
そのお店を探しましたが、もう閉店していて…。

またそんなお店に出会えるといいな♪

そして、このお茶碗を見るたびに
「“物の寿命”は、想像以上に長く、愛すれば愛するほど延びるのだ~!」

なので、購入時は慎重にね(^_^;)。

と思う、今日この頃です。








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