2016年9月16日金曜日

“人に助けらる”ということ

村田です。


昨日は日中曇り空だったので
お月見をあきらめていましたが、月がきれいでしたね~。

わたしのスマホはこれが限界。


お月見団子。名古屋に来て、初めてみた形。

さて
昨日は『人を助けるとはどういうことか』読書会、最終回でした。

この本のタイトルに引きずられ
私にとっては、内容もとても重たくて
なかなかの難読でした。

実は、まだ、最後まで読めていないぐらい…。

読めていないのに言うのもなんですが、
本当に良い本です!

もう、この本を読了されている方はご存知かと思いますが
このタイトルから受ける内容にとどまっていません。

P250 ◆最後に
にズバリ書かれているとおり、
著者がこの本で伝えようとしているのは
「支援」「カウンセリング」「コンサル」というスキルを単に見直す為のノウハウだけでなく…
「支援」としてのさまざまな社会的プロセスを見直すこと。
これには、
信頼を築くこと、協調、協力、リーダーシップ、変革マネジメントが含まれていること。
そして、
支援があらゆる社会生活の中心であることを意識すること。と、広義にわたっています。

昨日も、本を読んだことをもう前提にして
自分の身の回りで起こった事例を公表しあいながら、
読書会は進んでいきました。

(と、書くと堅苦しいね…。)
いつものとおり、
「もー!ちょっと聞いてよー!」って感じの、近況報告からスタートしました。

昨日もメンバーの話を聞きつつ、
いろいろ、面白い発見がありました。

人数が集まって、しゃべっていると
ここに限らず、
「色々なアドバイスや情報をたくさんもらいたい人」
「アドバイスをしたくてしょうがない人」に分かれます(笑)。

「たくさんアドバイスをもらえる人」を見ていると…
*自分が“未完成”であることを、変に隠さない。
*「困ってること」を伝えるのが、自然。
*対等な関係を築くのがうまい!
ってことなんじゃないかなあ?と。

帰宅後、本をパラパラめくりながら
さて、
「自分は今まで、どうだったか?」
を振り返ると、
アドラー的に言うと“長女気質”なんでしょうね。
人に“困りごと”を話すのが苦手です。

以前の職場でも
「尋ねられる人なんて、いない…。」
(と思い込んで、周囲を見ずに)突っ走ってきました。
でも、最近、フェイスブックで
「こういう事、ってちょっとどうかなあ?」と思いつつ
医療に関する“困りごと”を、思い切ってつぶやいてみました。

すると、
色々な反応が返ってきて、
ビックリしたし、嬉しかったです。

そのアドバイスを読んでみて

アドバイスをくれた人と自分との
*私や、その人自身の身内とのつながり
*私とその人、それぞれが持っているこだわり
*私に対する心配り…
を感じました。
そして、
そもそも、自分が描いていた
“医療従事者”の範疇がとっても狭かった事がわかり、
友人達を含む多くの人々がこの分野に関わっていることも、
自分にとっては大きな発見でした。

唐突な質問に答えてくださった皆様に、感謝です(^_^)。


そして、
自分が今まで、
どちらかというと
いずれ「困っている人を助けていきたい立場」だと思っていたのに
突然、
久しぶりに
「助けてもらう立場」に変わると、
パーッと“見える景色”が違ってきましたし、
これからは
タイミングよく「助けて!」って言えるようにならないとなあ…
とか、ちょっと想像しはじめたら、
日々することの“優先順位”も大きくかわってきました。

また最初からこの本を読むと、
以前とは全然ちがう受け止め方になるんだろうなあ。


昨日も、たくさんしゃべって元気になった!
ありがとうございました。



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