2016年10月7日金曜日

ささやかだけど、切なる願い

村田です。

ものすごく久しぶりに朝からのんびり。
2週間程、朝出かけて毎日ちがう所へ行っていました。
そんな毎日でも、何とか家事は回せるもんなんだなあ!
と、新たな発見もありました。

家事の中で、一番大変だと思ったのは洗濯!
1日畳むのをさぼると、3日分の洗濯(2日分畳んで、1日分干す)を処理する日が
…(ーー;)。


この期間で、一番、検査に日にちがかかったのは、
心臓の検査でした。

私は“徐脈”といって、極端に脈が少ないです。
「40/分を切ったら、ペースメーカーを入れることも考えておいてね。」
と言われ続けていたのですが
今回、とうとう、人間ドックの時に40を切りました。

脈は自分の意思ではコントロールできません。
がくっと数値が下がり始めた2年前の冬に、
冷え症がひどい事を指摘され
漢方薬のチカラを借りてみましたが、医師に見放されてしまいました。
唯一、有効なのは
「ストレスをためない事」
「軽い運動を続ける事」ぐらい。

父も3年前ぐらいだったかな?
別の原因でペースメーカーを入れたので
「自分もいつかは、こういう生活を送ることになるんだなあ。」と
その時に初めて思ったものです。
予想よりその時期が早まってきているのに、正直驚いています。

昔は、もう、70歳過ぎたら
働いている人なんて、少なかったと思いますが
私の父は、それでもまだ都心まで電車に乗って、
週2~3回、勤務先に出向したり、趣味の版画を習いに行ったりしています。
時には新幹線を利用して、出張に行ったりもしています。

その時に、父がいつも困っているのは、電車に乗車する位置。

「比較的空いた電車内比較的空いた電車内」のフリー写真素材
「3センチ以上、離れていれば大丈夫」
とは言われているものの、
スマホの電磁波がペースメーカーに悪影響を及ぼすので
“スマホを使っている人が多い場所”には乗れません。

というか…
電車の中で、スマホを触っていない人を探す方が、難しいです。
父がそうなってから「優先席」付近でも使用している人を見ると
ちょっと気になります。



なので、電車に乗るときはラッシュ時を避けて、
なるべく人が乗らない最前列や最後列に父は乗車しているようです。

公共交通機関をなるべく使わなくてもいいように(?)
障害者手帳が発給されて、
車を購入する時、
ドアの開閉時に電磁波が流れないように特別仕様にしてもらったり、
高速を走るときに、料金が割安になったり…
車を利用しやすい制度になっていても、
父のように、やむを得ず公共交通機関を利用せざるを得ない時も、多々あります。

(でも、平成26年4月~、制度の改正があったとか…?→コチラ


今回は、
ペースメーカーをつけずに、もうしばらく様子を見よう。
という結論が昨日でて、
車の運転が苦手な私は、本当にホッとしましたが、

最近、私の身の回りで話題になっている
アレルギーや発達障害の件もそうですが、
パッと見たところ、健常者と区別がつかないけれど、
「当事者やその人に関わる人にならないと、理解されないこと」
って、
世の中に本当にたくさんあります。

とにかく、
電車やバスなど…
「優先席」と、その近くでは、スマホを触らないでほしいな。
それだけです。


◼電磁波に影響されない、電池の寿命がないペースメーカー
もしくは、
◼身体に埋め込まなくても、気軽に装着できて、ちょっと機械の調子が悪くなったら、自分で手軽に直せるペースメーカー

等が、早く開発されないかな?
と切に願っています。

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