2015年6月15日月曜日

“フロー状態”って、体験したことありますか?

村田です。


昨日6月13日
久しぶりにNHK『SWICHインタビュー 達人達』
で、茂木健一郎さん×松岡修造さんの対談を観ました。

茂木さんの脳科学の話は
NHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』
のメインパーソナリティーを務めていらっしゃった時から
大好き!

松岡修造さんは
最近、なぜかとりつかれていて…(爆)

最近、このくらい前向きに励ましてもらわないと
立ち直れない出来事が多い、ということか?!


●テニスは孤独なプレー。勝負は9割“メンタル”で決まる
●脳のクセについて
●言葉の力…
など、
私にとって興味深い事ばかり。
最初から最後まで、興味深く鑑賞しました。



私が番組から感じたことは、多く
どの出来事を関連づけるか、迷いましたが…


最近、MARSという感染症が韓国・中近東で流行していますね。

私の主人、
昨年からアジア諸国への渡航回数が増えていて
今月から8月中旬まで外国と日本を行ったり来たり。

本人は「心配ない」と言うけれど
2003年3月~7月まで
“SARS”が流行した時の事をまた思い出し、私は心配しています。



以前から、私のブログを訪問してくださっている方はご存知かもしれませんが
2002年10月~
190名の日本人学生を中国へ4カ月短期留学させるプログラムの事務を
初めて担当していました。

この時も、実務担当者1人(;_:)。すっごく頼れる、派遣さんが来てくれたけどね…。
2003年度のプログラムは、
3月14日ホワイトデー日本出国。7月7日七夕帰国予定。

忘れもしないロマンティックな日程設定。

このプログラムの出発前に
2002年10月~90分×5回のガイダンス。
パスポートの準備や、ビザ申請の方法などを、学生に説明します。
ガイダンスの回を重ねる度に
学生たちは、“初めての中国での留学生活”へ期待と不安を膨らませていました。


3月に準備を整え、無事、全員渡航。
ドキドキの留学生活をスタートした矢先に、SARSが流行。
すぐに学生たちは、留学生宿舎からの外出禁止となり
留学先の大学構内で中国人の学生が感染したため
留学生活は約1カ月で終了。
4月末の帰国となりました。

学生を全員帰国させるかどうかの協議は、3月下旬から。
感染者が増える一方だったので
出来るだけ早い決断ができるよう、会議のメンバーを厳選。
情報収集、日本にいて不安な父兄への対応など
作業がストップしないように、会議の時間も最小限。

(この時はいろんな事がものスゴイスピードで決まった!みんなで協力すればできるのに、と思った。)

でも、
最終的に、学生全員を帰国させる決断は
緊急会議ではなく、
帰国日最後の会議直前、
当時の
学長が学長室へ私を呼び出し、一言。

「君が中国から得た(感染した学生が出たという)FAX情報を、信じる。」
その学長の一言で、
“学生全員の緊急帰国”が決まりました。


それから、
多くの人々の協力を得て、
会議から帰国日までの3日間で
通常1カ月かかる、チャーター機の手配。
おなじく1カ月程かかる、10名の中国人教員を招聘するビザの手配。
(全員日本に帰国させて、日本で中国語の授業を同じように継続させる為。)
教員たちが日本に滞在する間のマンションの手配や、必要な備品の調達。

学生が全員マスクをつけて、
無事帰国したその日前後3日間の詳細な記憶が、

私にはほとんどありません。


ただ、がむしゃら。
でも、時は止まっているかのよう。
焦りはなく、
ほとんど食事もしてないし、
寝てなかったけど、平気。
「大丈夫、間に合う!」という、変な余裕だけはある。


今振り返ると、あれがTVで松岡修造さんがいっていた
フロー状態
番組では、“ゾーン状態”とも言ってます。

今はもうそんなに体力もない。

他人の命にもかかわる程、緊急で重大な目標もない。
おそらく
あの時の私しか、乗り越えられなかった出来事だった
と、しみじみ…。


なんとも言えない“緊張感”をしばらく共有した学生達。
やむを得ず緊急帰国する事になった悔しさをバネにし、
その翌年に、自費や公費で1~2年中国留学した子も多数。

彼らが社会人になって、早いもので10年近く経ち…
ちょうど“その頃の私”と同じ歳ごろになっていて
おそらく、社会人としての悩みを色々抱えているのではないかと思います。



いつか彼らに再会し、
いろいろお互いの近況を報告しながら
久々に“あの頃の私”を、また振り返ってみたくなったりもしています。



昨日14日の夕焼け、きれいだったな…。

NHK『SWICHインタビュー 達人達』
この回は6月17日24:00(18日0:00)再放送予定です。

ご興味のある方は、是非!

茂木さん、松岡さんの脳を絶賛していましたよ~。


募集中!オトナの貿易ゲーム@名古屋

■6月30日(火) 10:00~12:00
■ランチ交流会  12:00~14:00

■定 員  20名 (残2)
■参加費 5、000円(ランチ代+ドリンクバー代込)
■場 所  CHIKUSA GURILL
 (JR中央線・名古屋市営地下鉄東山線千種駅①出口北徒歩1分)
 TEL052-325-6558
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遠方からのアクセスも良好な場所での開催です。
当日、皆様とお会いできる事、楽しみにしています。






 



 





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