2015年2月7日土曜日

“愛ある叱り方”とは?

村田です。

娘が習っている、音楽教室での出来事。
メインで指導してくださる先生と
サブでピアノの伴奏をする先生、計2人の先生。

レッスン終了後、いつも通り、
同じクラスで学んでいる年中さんのお母さん達と立ち話。
時節柄、来年度も継続するか?という話題になり…。

ある、お母さんが
「娘が“サブの先生が怖い!”と言っているし、
私もその先生の“叱り方”が気にいらないからやめる!」と…。

うちの娘は、おとなしく
あまりその先生の“ターゲット”になったことがなく
それほど気にしていませんでした。


でも、ちょっとお転婆な子のお母さん達は
「そうそう!」と、激しくその意見に同意。

これは、“メインの先生”に一言物申すべき!
という流れになり、
「“モンスターペアレント”と思われたとしても、私は構わない!
もうレッスンやめるんだから。
私が今から言ってきてあげるわ。」という、
“勇気あるお母さん”も、中にはいらっしゃったのだけど…。

最後の年長さんのレッスンが終わるまでの、約30分間。
6人で、園庭で作戦会議。

いままで、そんなにしゃべったことがなかったけど
ちょっとした“仲間意識”が芽生えてくる^^。


いつ:今日。レッスン終了後、片付けが終わった後に
誰に:メインの先生だけに
どこで:先生が1人になれる場所で
誰が:6人で

と、
まずお願いしにいく“シチュエーション”を設定。
何をどうやって言うか、考える。

まずは、メインの先生へ“伝えたい事”を列挙。

*レッスンの“目的”を確認したい。
 (音楽を身体で体現したり、リズムに乗ったりするレッスンなのでは?)

*先生は、“サブの先生の様子”について、どのようにお考えか?

*一人の子に対し、攻撃的に「何やってるの!」とか、
 頭ごなしに大声でどなるのは、なるべく控えてほしい。
 (怒られた子だけでなく、他の子達も緊張感が伝わり、委縮している。)

*怒っている内容が、“音感が間違っている”とか、
 教えた事をちゃんと聞いていないのを指摘したりするのであれば納得できるが、
 体を使って表現している状態を押さえつけるような叱り方は良くないと思う。

*もしも、可能であれば、サブの先生を他の先生と交代してほしい。

で、ここまで終わると…

「なんで、あの先生の怒り方に腹が立つかっていうと、
あの先生の怒り方には、“”が感じられないんだよね!」
と、あるおかあさん。

それを聞いて、別のおかあさんがポツリ。
「でも、横で冷静に見てると、まるで、自分が我が子に怒っている姿と同じかも(苦笑)。」

“自分と子供との距離”はとても近いから、つい盲目になってしまっているのかな?

「自分が無意識のうちに、普段、子供を叱っている時には気づかないけど、
他人が自分と同じように我が子を叱っているのをみると、
なんでその他人に対して、こんなにムカッとするんだろうね?」

この先生は、“子供との距離”が近すぎるのかも?
先生だから、親子とは“関係”も違うよね?
もしくは、度を超えた“上下関係”に問題あり?



「不思議だよね~。
自分も子供を叱るとき、気を付けよ(反省)。」

自分の子供に対しても、“適度な距離感”は必要かもね。

と、話しているうちに、気づきもあり。


そして、
レッスン終了後、皆で初めて嘆願しに行く。

「皆で行けば、怖くない!」
とはいえ、

やっぱり初めてだから、ドキドキしましたよ…(^_^;)。

話をしてみると、メインの先生も私達と同じ考え。
サブの先生に直接注意したことは、何度もあるそう。
責任者の園長先生に、
人員交代”も申し出ていたけれど、今まで話が通らず…。
「どうしたものか?」と、
1人で、今日まで3年間も悩んでいたそう。


さて“来年度”は、いかに?!



昨日のランチ♪





 

 
 

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