2015年2月11日水曜日

人生の棚卸しを、仲間と

村田です。

今日の名古屋は少し、暖かく過ごしやすい1日になりました。
皆様は祝日を、どのように過ごされましたか?


私は2月10日、
人生の棚卸し『エンディング講座』を受講しました。
講師はエンディング・オーガナイザーⓇの宮本万里さん。

私がなぜ、この講座を受講したのかというと…
自分が娘を妊娠した前後に
終活”という言葉がはやり始め、
『エンディングノート』に興味を持ちました。




2年ほど前に、これを購入しましたが、
「いつか完成させればいいよね~。」
と、つい後回しに。
もしかしたら
“お仲間”と一緒だったら、できるかも?
と思った事がきっかけの一つです。

もう一つの理由は
自分達の両親達も70歳前後。
元気なうちに
そろそろ、身の回りの片づけなど
行動を起こしてもらえたらいいな
という気持ちもありまして…。

義父と実父は同い年。
70歳になった時、
“エンディングノート”の事や、“生前整理”の事など
やんわりと、情報提供をしてみましたが、
「年寄扱いするなー!」と…(;_:)。

そこで、今回、我が家から、身辺整理をしてみることにしました。


今回、講座でご一緒したのは、9名のライフオーガナイザー。
年齢は30~50歳代。
共通項は“まだまだ現役”世代。

家族構成は、まちまち。
自分の家族とつながっている親族や環境(同居?別居?など)も、さまざま。
「死」への価値観や、これまでの経験も、当然異なります。

そんな私達が
ワークを通じて、
「死」に対する考え方や、
もしも、突然、自分が死ぬかもしれない状況になったら?
など、
普段、他人と積極的に語り合う内容ではない事をシェアし、
自分1人だけでは考えつかない“気づき”を得ることができて、
貴重な時間を共有する事ができました。


本日11日、
所用も兼ねて、両親と食事をする約束をしていましたので
以前購入した、まっさらなエンディングノートを持参し、
講座の内容を両親にちょっと話してみると…
父が「書き始めてみようかな?」という気持ちになったよう。
持参したノートを父に譲りました。

それから、
私の父と主人の父は、毎月ゴルフを一緒に回る仲なんですが
食事や入浴の時、
義父が「そろそろ、遺言状とか…、ちゃんとまとめないといけないよなー。」
と、最近つぶやいているのを、今日、父から聞きました。

私達の前では、絶対にそんなこと言いません。
義父は自営業で、ずっと社長でしたから、弱音を吐くのが嫌いなんですよね…(^_^;)。


2人とも無関心な訳ではない事が分かっただけでも、ちょっと一安心。


今回の講座で再確認したのは、
本当に当たり前のことだけど、

「死」は誰にでも訪れること
そして、
年齢順ではないこと

だって、
この講座を受講している間に、
前触れもなく、
主人の祖母が亡くなってしまったのですから…。

葬儀社と、主人の海外出張からの帰国との兼ね合いで
12日が通夜となりました。

受講直後に、訃報を聞き…
私だって、
こうやってブログを読んでくださっている皆様だって、
5分後、本当に生きているかどうかの保証は全くない。
という事を、痛感。

そう思ったら
残りの人生、悔いなく過ごさなければ!


今月下旬に再度、同じ仲間と、同じ場所で集まり、
万里さん考案の“エンディングノート”を持ち寄り、また一緒に学ぶ予定です。


そして今度こそ
今の私しか書けない“想い”を
少しずつでも、
きちんと形に残していければ、
と思っています。



先日、実家に活けてあった蝋梅。











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