2015年3月19日木曜日

“別れの季節”に見たくなるもの

村田です。

今日の名古屋はあいにくの雨ですが
ここ数日のポカポカ陽気で
近所でも、春の花が咲き始めました。




ご近所の立派なミモザの花♪


卒園・卒業式も挙行されていて…
“別れの季節”ですね。


この時期になると、ふと見返したくなる
“手放せない物”があります。




確か、小4の担任だった先生にいただいたかと。

当時、先生は確か30代後半だったかな…?
いつもプンプン怒っていて、この女の先生がちょっと苦手でした。
近寄るのも、話をするのも怖かったけれど
私は当時、名簿順で決まった、“任され学級委員”。
新任の先生とクラスのみんなとのコミュニケーションをとる役回り。
でも、常にビクビクしていて、必要最低限の事しか話せなかったように思います。


でも、
半年だったか、1年だったか…
短い任期にもかかわらず
突然、私の通っていた小学校を離れることに。

終業式の日、
いつも勝気な先生が、ちょっと涙目になりながら
一冊ずつ、個人宛てに万年筆で丁寧にしたためた
直筆のメッセージ入りの連絡帳を配ってくれました。















“今までも、これからも、そして永遠に
いつも穏やかで、
ひめやかな熱意を飼いふとらせてください。”


いただいた当初は、あまり意味が解っていませんでした。
私も口下手だし
それほど、多くは話さなかったのに
先生は、おそらく
“私の資質”のようなものを見抜いた上で、
このメッセージに思いを込めてくれたのだと、最近しみじみ思います。


毎年ではないけれど
この時期になると、
ふと、思い出しては
読み返しています。


皆様にも、ありますか?
“なぜか懐かしくて、手放せない物”。


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