2014年8月26日火曜日

動けなくても、“ライフオーガナイズ”で考える

村田です。

本日、主人と実母を連れて3人で人間ドック。
今年は、夫婦(特に主人)の“頭の痛い数字”が並ぶ健診の結果を目の当たりにし…(;_:)
その話は、頭の整理できたら、後日に。


さて、昨日の記事のつづき。

主人の実家は、最低限の生活はできているんです。
でも、私から見ると
「お片付けをしたら、義母がもっと快適に暮らせるのでは?」と思う場所がいくつかある状態。
でも、なぜ
「主人の実家に行ったけど、全然部屋の片付けを手伝う事ができなかったのか?」
これは、私が学んでいる“ライフオーガナイズ”の手法に基づいているから。

ライフオーガナイズおよびライフオーガナイザーに関してご存知ない方は、
(社)日本ライフオーガナイザー協会HP→コチラ(ライフオーガナイザーとは?)を参考まで。



“ライフオーガナイズ”のお片付け
ちょこっとだけご紹介させていただくと…

①まず、居住者本人および同居者の意見を尊重します。
本人もしくは同居者が「部屋が散らかっていて、困っている事がある」
と言い出さない限り、私は動きません。

②物の要・不要の判断も、“物の所有者”が行います。
私が勝手に「いらないハズ」と判断して、物を捨てることはありません。

③「なぜ今、片づけたいのか?」本人にゴールを明確にしてもらってから、作業を行います。
ここが特徴の一つ!『頭の中から、お片付け』です。
見た目を美しくしたい人、お片付けしやすい環境にしたい人、安全重視…
お片付けの“ゴール”は人それぞれ、ですよね?
この“ゴール”を、依頼者と作業する人がイメージを共有する所から始まります


最低、上記の①~③だけでも、
義母との意見交換をする時間を十分とる必要があります。
ですが、今回は義母本人が通院しなければならなかったり
私達以外の人の突然の来客が重なり、ゆっくり話し合う時間と場所を奪われてしまったり…
「お片付けの作業を始めるまでの準備」ができませんでした。

お片付けをした直後に、散らかった状態へリバウンドしてしまわないよう
いろいろ準備をする必要があるのですね。


昨日の記事は「もうしばらく待ち続ける」と申し上げましたが
年々年老いていく義父母。
私達夫婦の中で“期限”や“積極的にお片づけを始めないといけない条件”を
ある程度決めておく必要があります。
私もしくは主人から説得し
すぐに行動しないといけない時もくるかもしれない
とも思っています。


今の私が思いつくのはこんな所。

①“住空間の安全性”が損なわれる事態が起こった時
物にぶつかって骨折、物が落下して怪我をした、など。

②健康を害する環境に陥った時
ハウスダストや、虫の発生など。

③同居者やご近所との関係が、更に悪化した時
義母は今、1つ屋根の下、息子家族2世帯、計6人で同居。
すでに物の管理が大変そう…。

④義父母どちらかが“今までどおりの生活”が送れなくなった時

こんな所でしょうか?
皆さんは何か他に、思いつくことはありますか?


今回の帰省から…
自分の子供はまだ小さい事だし
自分の家がいつもきっちり片付いている必要は全然ない。
多少散らかっている時があっても、物がちゃんと戻る場所があればいい。
なんて、私はいつもゆる~く考えているけど
「自宅がこんなにひどい事態に陥らない程度には片づけておかないと!」
などなど
「親の家の片づけを考える事」を通じて
“自分の暮らし”に関しても、色々考えさせられたのでした。

ご両親の“お片付け”の事だけに限らず、健康のこと、自分達家族の将来の事など…まずは夫婦二人で。
お互いゆっくり時間がとれる時に

いろいろ話しをしてみてくださいね。





















夏休みの旅行のスナップ。
天津・北京のホテルやデパートなど
街のあちこちで見かけたアンスリウムの赤い花。


中国人はやっぱり“赤”が好き。
私はこの時期、白い方が涼しげでいいな~♪



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