村田です。
私は予定を立てるのが好きなほう。
でも、今年に入ってから日々変化するスケジュールへの対応に追われ
体調や予定の管理が難しくなっています。
柔軟に対応するのが苦手なので、
自分に余裕がなくなると、私はつい、“マイナス思考”に陥る傾向があります。
モヤモヤした気持ちが続いていたとき、
興味をもったのが
『嫌われる勇気』(岸見一郎 古賀史健 著:ダイヤモンド社)という本。
決して、他人に嫌われたくて、私はこの本を選んだのではありません(笑)。
今年参加した講座で、
“自己啓発の父”アルフレッド・アドラーの名を
ちょこちょこ耳にするようになり、読んでみました。
この本は、哲人と青年の対話方式で
“アドラー心理学”を紹介しています。
人によっては、かなり読みづらいと思われますが
私はこの本を読んで、
大学時代、好きだった“哲学”の授業を思い出しました。
著者の一人、岸見一郎先生が哲学者だからでしょうね。
外国語学部の授業は、中学時代の英語の授業のよう。
単位数が少ない必修科目は
発音・文法・作文などの語学の授業がほぼ毎日4コマ。
母校の大学の授業は、語学の授業は4年間座席指定。
少人数制で、出欠が一目瞭然(;_:)。
一方、選択科目の「哲学」の授業は、
確か、ソクラテスの『幸福論』をじっくり読み
毎時間、授業直後に感想文を提出。
うたた寝している人がいたりして…(-_-)zzz、
まったりとした時が流れ、
「これぞ、想像していた“大学の授業”って感じだわ~♪」と、ワクワクしたものです。
さらっと読むと、全然、実生活と関係のない気がするけれど、
生きていく上で知っていると役に立つヒントが隠されている。
先生は「模範解答」はこれ!と明示する訳ではなく…、
まるで“謎解き”のような授業内容。
この本はこの本で、私は面白かったのだけれど、
『アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉』
(小倉広 著:ダイヤモンド社)
こちらの方が
彼が残した言葉がシンプルにまとめられていて、読みやすく
振り返るときに検索しやすく、理解が深まるかと思います。
私が印象に残った言葉は「課題の分離」について。
この彼の言葉が、『嫌われる勇気』という、
タイトルをつける際、ピックアップされたのでしょうね。
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陰口を言われても、嫌われても、あなたが気にすることはない。
「相手があなたをどう感じるか」は相手の課題なのだから。
相手があなたを評価するかどうかは相手の課題です。
たとえ陰口を言われたとしても、あなたが間違っているとは限りません。
自分が正しいと思う事を続ければいいのです。
他者からどう思われるかどうかを気にするから苦しくなる。
課題を明確に分離すればいいのです。
「課題の分離」ができるようになったとき。
それは幸福な人生への第一歩です。
あなたの心は軽くなり、対人関係もぐんと改善することでしょう。
人生に革命がおこる瞬間です。
-『アルフレッドアドラー 人生に革命が起きる100の言葉』より抜粋
「何をやってもうまくいかないな~。」と、
行き詰まってしまった時に読んでみると、
“新たな発見”がありますよ~♪
アジサイが楽しめるよう、もう少しだけ“梅雨の季節”が続いたらいいな♪
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