村田です。
お休みが多かったせいか?
5月もあっという間に過ぎました。
明日から6月、なのにこの暑さ。
動くのがちょっとおっくうになってしまいそうです。
ちょっとだけ読書も進みました。
ツン読になっていた本から、最近目を通した本。
「大人のADHD」のための段取り力
診断がついているか?は確認していませんが
(おそらく)ADHDの人達と関わっていくということは、
ちょっとした“コツ”が必要だなあと、最近感じています。
お子さんの場合は、
「これからトレーニングを始めれば、改善できるかも?!」
と希望が持てる部分や可能性がたくさんありますが、
大人の場合は、これまでの習慣や考え方を変えるのには大変な労力が必要。
接している私達も
「大人なのに、なんでこんなことができないんだろう?」
という“フィルター”を外すのが、子供の場合より大変です。
やり取りが上手くいかないと、私の方が相当へこみます。
アラフィフになってから、
記憶力の低下、体力の衰え、更年期が始まったか??
自分自身も段取りよく物事を進めることが、以前より難しくなってきました。
もともと
片づけ下手、忘れ物、方向音痴、遅刻…
「段取りは完璧!」
と自信を持って言えるほどではなく、
私も、もしかしたら…と思い当たる節もあります。
それに加えて、年々老いていく両親達…。
年相応に“物忘れ”がひどくなり、
以前のように、必要なモノがパッと探せず
思うように行動できない自分にイライラしているのを目の当たりにしたり。
娘も、朝の出かける準備などは出来るようになってきましたが
学校生活に随分慣れてきて気が緩み、
1年生の時より、忘れ物が増えてきました(泣)。
週単位
月単位
で先の見通しを立てるのも、まだまだ難しそう。
この本はタイトルに
「大人のADHD」のための
と、ついていますが、
子供からお年寄りまで、幅広い年齢層の人も使えるテクニックが掲載されていると思います。
イラストも多いので、読みやすいです。
ここで言う“段取り力”とは
視野を広く長くもち、道筋をつける力。
だそう。
そして、本当に自分達の身近な人が
「言い訳をしているんじゃなくて、
やるべきことから逃げているんじゃなくて、
努力しても本当にできない!
と、
苦しんでいる人がいる。
助けて!って言えない人がいる。」
という事実を知ることができる本だと思います。
もし、ご興味がある方は是非~♪
どうやって
行動分析を実生活に活かしていくか?
こちらの記事も、参考になりました。
そして、先日放映されたETV特集も、本日5月31日の深夜に再放送です。
男の子の一言、一言に重みがありました。
この小学校のような取り組みがもっと広がっていったらいいなあ。